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Vol.1
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この度は、初出版おめでとうございます。 小森さんの集大成といった一冊ですね。 Amazonのセールス営業部門ランキング第1位を継続して獲得するなど、すごい反響ですね。
ありがとうございます。 まさに、私のこれまでの営業ノウハウを一冊に凝縮して落とし込んだ、いわば私の分身(子ども)の様な存在で、ベースはこちらで理解していただけると思います。
特に、人の心を「窓」と表し、その窓を全開にする方法を、実に明快に書かれていますね。私も読ませていただきましたが、途中「うん、そうそう。」と何度も頷いてしまいました。営業だけでなく、円滑なコミュニケーションツールとしても、役立ちそうですね。
はい、もちろんです。そもそも営業という一職種に限らず、ビジネスの基本は、「人対人」ですので、社内外問わず、円滑なコミュニケーションは不可欠です。一般社会でも、昨今は人付き合いが希薄だと言われていますが、だからでしょうか、初対面の人や近所の人、店員の人とのちょっとした挨拶や気の利いた会話などで、何だか楽しくなったりすることってありますよね。
一見、無表情で近寄りがたい感じの人でも、こちらが大きな声で挨拶したり、ちょっとしたエレベータートークで、驚くぐらいの笑顔を見せてくれることってありますね。それで、そうした「ちょっとしたコミュニケーション」を続けているうちに、今度は向こうから話しかけてきてくれたりするようになって、そうしたらもう、ただの通りすがりの人同士ではなくなりますよね。これは、小森さんが円滑なコミュニケーションのテクニックとして挙げられている、「コンタクト回数」に当たりますね。
営業に関して言うと、一般的に考えられている、気合、押しの強さ、知識・情報量などよりも、まず根底として「究極のコミュニケーション力」が求められる仕事だと思っています。これはテクニックとも言えるのですが、「コンタクト回数」を増やし、いかにしてお客様の「心の窓」を開け、その窓が開いた状態で、クロージングまでもって行けるかが、鍵になります。著書の中で詳しく述べていますが、この「コンタクト回数」は、単なる訪問回数ではなく、1回きりの講演やプレゼンテーションでも、同様に数回会った事があるような効果を得ることもできるんです。
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